今日は長居公園ハーフマラソンに出走しました。今シーズン最初のレースで、ハーフマラソン出走は約2年ぶりです。


コースは僕がいつも走っている長居公園周回コースで、隅から隅まで知り尽くしており、地の利は確実にあります。スピード練習が全くできていないというのはハーフマラソンを走るには不安な点ですが、練習の距離は十分踏めているので、なんとかなるのではないかという気もしていました。今週はランの量は抑えて脚を休め、直前調整にも問題はなかったと思います。


レースは9時半スタート、長居公園周回コースを約7周半します。スタートしてからまもなく、胃のあたりの圧迫感が始まり、そのうち、胃に鉛を突っ込まれたかのようなお腹の圧迫感と重みに苦しめられるようになりました。練習なら間違いなく足を止めるところですが、レースですので我慢して走るしかありません。当然ペースは上がりません。上げようがありません。最初の1kmだけはなんとかキロ4分を切りましたが、あとはずっとキロ4分台を推移する我慢のランで、記録への期待は早々に消え失せました。


終盤になってようやくお腹の圧迫感はやわらぎましたが、今度はいつもの右脇腹の差し込みが起こり始め、結局最後までペースは上がらずに、練習レベルのペースでレースを終えることになりました。記録はなんと1時間26分36秒で、自己ベストに遠く及ばないのはもちろん、サブスリー達成の目安とされる1時間25分にも届かないという惨敗でした。1時間25分をオーバーしたのは何年振りか思い出せません。


いつものレースなら、ハーフであろうとフルであろうと、完走後にシューズを脱ごうとすると足が攣りそうになったり実際に攣ったりするのが普通で、脚にはヒリヒリするような疲労を感じるものですが、今回は攣りそうな気配が1ミリもなく、疲労も普段の練習よりも軽いのではないかというレベルでした。「〇kmで脚が売り切れた」というレポートはよく見かけますが、今回は「完走後も脚が売れ残ってしまった」という情けない結果です。


胃の不調も含めて、これが現在の自分の実力と認めるしかありません。スピード耐性がついていないから、慣れないスピードで内臓に不調が生じたわけです。先月の月間走行距離が自分史上初の400kmを超えたことで少し浮かれていましたが、距離だけ積めば何とかなるほどレースは甘くはありませんでした。量は大事ですが、質も大事だと身にしみました。


ただ、収穫もありました。今回、シューズは先日レース用に購入して1回足慣らししたWAVE DUEL3 WIDEを使用し、さらに靴擦れ防止構造の靴下を履いて走ったのですが、おかげで靴擦れや足の皮膚のダメージが皆無でした。おそらく、ペースがもっと速かったとしても、あるいはこのままフルを走ったとしても、靴擦れは起きないだろうと思います。高い靴下なので普段の練習での使用は限定されますが、レースではこの靴下を使えば大丈夫という安心感を持てることは大きな意味があります。


とりあえず今晩はヤケ酒でも飲みます。


今日のレースの記録は以下のとおりです。(EPSON Wristable GPS J-300で計測)

Distance(距離) : 21.1 km

Time(タイム) : 1:26'35"

Average Pace(平均ペース) : 4'05"/km

Average Pitch(平均ピッチ): 188 spm

Average Stride (平均ストライド): 129 cm

Calories-out(消費カロリー) : 879 kcal

Steps(歩数) : 16,361

Average Heart Rate(平均心拍数): 186 bpm (Max : 199 bpm)

Estimated VO2max(推定最大酸素摂取量) : 66.1 mL/kg/min

Shoes(シューズ) : WAVE DUEL3 WIDE (total distance : 37.5 km)

Temperature(気温): 14.4~15.9℃

Wind Speed(風速): 3.3~4.9 m/s

Humidity(湿度): 56~61%



3Dマップ走行軌跡

https://youtu.be/D5Eg7ijDDAo


MY PERSONAL RECORDS

Full Marathon : 2:54'37" ( 二度目のかこがわみなもフルマラソン 2021.12.19 )

Half Marathon : 1:18'40" ( 2020 UNICEFカップ神戸バレンタインラブラン 2020.2.9 )