5月以降休会していた低酸素トレーニングジムですが、今日退会手続きをしてきました。


低酸素トレーニングジムというのは、トレーニングルーム内の酸素濃度を低くしてトレーニング効果を高めたジムです。いわば疑似的な高地トレーニングができるというわけです。詳しくは昨年3月の入会時にSteemitに書いた記事をご覧ください。

https://steemit.com/japanese/@argon/582-my-workout-log-2019-03-17


入会依頼、週に1~2回通っていたのですが、新型コロナの感染が拡大した3月以降は行くのを控えざるを得なくなり、5月に休会手続きを取りました。4月の緊急事態宣言後は、ジム自体も一時休業していました。


休会後、ひと夏が過ぎ、もう秋になったので、そろそろ再開か退会か決めようと思い、ここ最近、いろいろと考えていました。


効果を検証してみると、入会後8カ月余りの低酸素トレーニングを経て臨んだ昨年12月の赤穂義士マラソンのタイムは2時間58分で、入会前の篠山ABCマラソンと変わりませんでした。もちろん気候条件なども異なるので一概に比較はできないのですが、期待したほどの結果を出すことができなかったというのが正直なところです。


週に1~2回では頻度が少なかったのかもしれません。最近は高地トレーニングも「living high, training low」が主流だそうですので、もっと長時間の低酸素環境が必要なのかもしれません。しかしジムの時間をさらに増やすとなると、僕の置かれている環境では、実走を減らすしかなくなります。結局、限られた時間とお金をどう割り振るかという問題に行きつきます。つまり低酸素トレーニングの効果の問題というより、僕自身がそれを十分に活かせるかどうかという問題になります。


結論として、低酸素トレーニングジムは退会して、実走のトレーニングを頑張るということにしました。個人的に、トレッドミルで走るのがあまり得意ではない、というのも決め手のひとつになりました。


僕は今回退会しましたが、低酸素トレーニングの効果は人それぞれで、環境や目的によっても変わってくると思います。僕も、もし時間が山ほどあれば、退会はしなかったと思いますが、僕の現状では実走を優先したほうがいいと判断しました。


ジムとスタッフの皆さんにはいろいろお世話になり感謝しかありません。現在の大変な状況のなかでお力になれないのは忸怩たる思いですが、なんとか頑張ってほしいと思います。